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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

緑の庭で寝ころんで 完全版 宮下奈都著

福井新聞社が月に一度発行する情報誌「fu」に著者は2013年から子どもたちがテーマのエッセーを連載してきた。文庫化にあたってその連載全てと色々な媒体に書いてきたものがまとめられている。

家族のことをこんなに正直に書いてしまっていいのか、それも地元の情報誌に、なんて感想を持ちながら楽しく読み終えた。

私は3年間福井で暮らし、著者の対談会にも何度か出席している。福井新聞主催の”月刊fu卒業記念!作家・宮下奈都さんエッセー「緑の庭の子どもたち」のトークイベント”にも参加した。その時点ではこの情報誌のエッセーは知らなかったためトークイベントに入り込めないもどかしさもあった。

エッセーを読み終えてトークイベントで語られていたことのいくつかを思い出し、それぞれがとても身近なものに感じられた。

第三章は「本のことなど」が書かれているが、本の感想は千差万別、「グリム兄弟 ブレーメンの音楽隊」も「山本麗子 101の幸福なレシピ」も著者に共感することはなかった。採点されるわけではないのだからどんな感想を持っても構わないのだが、大きく違うものだなぁ、と感じるのであった。