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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

自分で育てるシンプルライフ  金子由紀子著

農業が少し身近になっている。父が熱心に農作業をしているせいでもある。こちらに戻ってほぼ毎日、父が畑から持ち帰った野菜の後始末をすることになった。葉物の処理に関して著者も書いているが「タイヘン」なのである。泥だらけの時もあり量が多い、何度も水を替え沸騰させた鍋で野菜を湯がく。夕方時間がない時など怒りの方が勝ってくる。食後の片付け時まで残しておくのも課題先延ばしのようなもので、夕方早くから台所に立ち、野菜の片付けと食事の準備を進めることになる。今はだいぶルーチンとして慣れてはきたが。

このような作業をしていて気づいたのは販売されている野菜の綺麗なことだ。もちろん泥もついていないし、葉はレース状ではない。父の無農薬野菜の多くはレース状だ。そして特にキャベツ、白菜等には虫がついている。表面を眺めていてもわからないが葉をはがしていくと突然遭遇し慌てふためく。時には茹でた野菜に幼虫がついていることもある。販売されている野菜の楽さを羨ましく思いながら、農薬漬けになっていた事実に気づく。身体に悪影響を与えるほどの量ではないのだろうがありがたい事ではない。

作者は言う。小さな「農」があることで毎日の暮らしがグンと楽しくなる。季節を感じたり、今まで見えていなかったものが見えてきたり、家族や友達と楽しむことが増える。

父の畑の収穫物が生活の一部となり私も作者同様に見えてきたものは多い。そのうちに私も鍬を振り下ろす日が来るかもしれない。農を取り入れて心身共に健康で暮らすことも考えたい。