今夜もカネで解決だ ジェーン・スー著
都会で働く女は心身共に毎日ボロボロなのだろうか。著者の趣味の一つのようだが、さすが東京！と思わされる体を癒やす場所の多さである。個人的には私の住む土地にフットケアの店が欲しい。都会でもフットケアの店は多くないのだから叶わぬ願いであるのだが。
日常生活で適度な運動をしていれば著者のように日々身体が悲鳴を上げることはないのだと思う。そんな時間があれば毎日メンテナンスしてるわよ、とお叱りの声を受けそうだが。働くというのはなんと厳しいことか。
AERAの週刊連載として書かれたものだ。著者の実体験を通してマッサージの種類の多さとその効用を知ることができる。「施術する人の手と著者の体が対話する」のを共に体験させてもらい、私の癒されていたひと時を思い出したのであった。
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