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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

メガバンク銀行員ぐだぐだ日記 目黒 冬弥(めぐろ とうや)著

 反響の多かった「半沢直樹」が描く銀行の実態は現実の銀行業とあまり違わないのだなぁ、と少しばかり驚いた。銀行員は給与も高く、世間からの覚えもめでたそう、なんて思っていたがなかなかシビアな環境である。どこの職場もこのようなものであろうか。銀行の本来やるべき仕事ではない部分で神経をすり減らしているようだ。退職金と年金のためにひたすら耐えるのだろうか。生活がかかっているからたとえ理不尽なことばかりでも仕方ないと思えるのだろうか。私はこんな職場環境では長く働くことはできなかっただろう。

 この本の感想を調べてみると、とりわけ珍しい職場環境ではないといったものが複数あるのに慄いた。結婚式の日程も選べず、仲人も決められて、突然の人事異動、自社優先の投資信託販売法等等。

 これは30年余りの行員生活の昔話で現在は全然異なるのかもしれない。ひどい職場環境などと第三者は思うものの、住めば都で染まってしまえば楽なのだろうけれど。