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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

厨房の哲学者 脇屋 友詩(ワキヤ ユウジ)著

 後悔しているのは「リーセントパークホテル」時代に著者の店に食べに行かなかったことだ。当時国分寺に住んでいた私はその気になればすぐ行けたというのに。フランス料理にどっぷりと浸かっていた私には中華料理という選択肢がなかった。著者の料理はまだフランス料理の盛り付けは始めていなかった頃だ。

 著者の年齢が私と大差がないことに驚いている。15歳から中華料理の道に入り師の技術を盗み見しながら力を蓄えていき、若いうちに開花したのだから名が知れ渡ったのも早かったのだろう。

 近年働き改革が声高に叫ばれる。著者のような働き方をしてはアウトなのだろうが、事を極めるのは短時間では無理であろう。常識的な働き方をしていては技術も知識も身に付かない。上を目指す人達はこの先どのような切磋琢磨の道があるのだろうか。管理ばかりが一人歩きして辛い時代になったものだ。