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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

東大から刑務所へ 堀江 貴文(ほりえ たかふみ)、井川 意高(いかわ もとたか)著

 いっとき世間を騒がせた二人の対談である。両者とも東大入学者であるが、堀江は中退。地頭の良い人間は世間を舐めている、という印象は拭えないが、逞しい。だからこそ世間で散々叩かれて果ては服役することになってしまっても復活しているのだろう。

 有名になりすぎたために、検察に目をつけられて罪にもならないはずの案件で服役することになった、という。村木厚子事件についても触れられていたが、検察側で事件のストーリーを作り、それに合わせるかのように事件を作り上げていく、という二人の話には最近の検察官不祥事を聞いていたので、うなずかされる。検察に敵意を向けた段階で罪なき者が罪人となる。

 「若いヤツが一代で成り上がってイノベーションを起こすのを、旧世代の連中はよしとしない、成り上がりを嫌い、成り上がりを寄ってたかってつぶす。こういう日本の風潮はつくづくくだらないと思う。」という堀江の言葉は重い。

 軽いノリのような内容ではあるが、興味深い。私自身が塀の中の人にこの先なることはないと思うが、仮になった場合、参考になりそうだ。