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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

活版印刷三日月堂 ほしおさなえ著

 四話で構成されている。「海からの手紙」に興味を惹かれた。小説の内容も面白いのだが、それ以上に銅版画に興味をそそられた。

 この章の内容は、銅版画を活版で印刷し豆本を製作する話である。私は首都圏で暮らしていた時に吉祥寺美術館では浜口陽三、横浜美術館では長谷川潔の銅版画を見ていた。吉祥寺美術館の「浜口陽三記念室」には銅版画のプレス機も展示されていてその大きさを実感していたので、田口昌代が製作する姿をイメージしながら読んでいた。この章では同版画の製作方法も詳しく説明されている。 活版で印刷され豆本となった貝殻の版画を夢見てしまいそうだ。