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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

琴子は着物の夢を見る(星降る海) ほしおさなえ著

 謎の多い琴子の生い立ちの一端が見え始めた。友禅作家の朽木聡子の作った着物を見て琴子の胸は騒ぐ。しかし、琴子の夢に出てくる着物と違うのだが共通する絵柄に因縁を感じいつものように着物の下で眠り夢の中に入っていく。

 シリーズはまだ続くのだろう。琴子の出生の一端が垣間見えてきた。京友禅、加賀友禅、江戸友禅と友禅にも特徴がある。すっかり縁の無くなった友禅の着物。私自身この先身に付ける機会があるだろうか。着物の世界にどっぷり入り込んで楽しんだ。

 梔子色(くちなしいろ)、聴色(ゆるしいろ)といった日本の色の記述がある。これまでも日本の色を知りたいと思っていたが、学習しないままでいる。着物好きであればもっと真剣に日本の色の知識を持ちたい。