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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

代金塊 江戸川乱歩(えどがわらんぽ)著

 幼少期に作者の本を読んだ記憶はあるのだが、一体どの本を読んだのか。小林少年が登場する少年探偵シリーズは読んでいたのだろうか。このシリーズは怖くなくて嬉しい。

 まるで紙芝居を見ているような書き方だ。少年探偵団シリーズは乱歩作品の中で紙芝居版は無いようだが、乱歩作品の中でも怪奇、恐怖、サスペンス要素の強い作品は、戦後昭和初期の紙芝居の演目として人気があったようだ。

 登場人物の小学六年生の宮瀬不二雄君は東京郊外の大邸宅でお父さんと書生、女中と共に暮らしている設定だ。私は幼いときに大きな家に住むのは憧れだった。お金持ちの主人公になってみたかったからなのかもしれない。

 現代版の子ども向け推理小説はどのような描かれ方をしているのか、機会があれば探してみたい。