定年後、うまくいく人 いかない人 保坂 隆(ほさか たかし)著
定年してから既に5年経過しているので、今更読んだところで、とも言えるのだが予想外に楽しめた。
何もすることがない、といったある意味幸福な定年後を私は過ごせていない。毎日しなければならないことばかり。ゆっくりする自分の時間も欲しいし、朝寝もしてみたい。定年後に何もすることがないなど夢のまた夢である。しなければならぬことがある現在を幸福と考えた方がよさそうだ。
”シニアになると真っ先に足腰の筋肉が衰え始める”と記述されている。私は家の前を歩いている年配者を時々観察するのだが「歩けない」のだ。あと10年もすると「歩けない」老人に私もなるのだろうか。意識して運動していかなければ「ロコモティブ・シンドローム」となり寝たきり老人になるかもしれない。
2018年刊行の本である。定年対象は圧倒的に男性が多い頃の内容なので、女性の私にはなるほど、と思える箇所は多くない。というものの定年後の不安はあった。ところが暇にならなかったおかげで不安を払拭できたのかもしれない。

