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BOOK CAFE LAGOM

680-0824
鳥取市行徳3-757

本の紹介

おじさんとおばさん 平 安寿子(たいら あすこ)著

 著者の作品は初めてである。名前の読みをずっと間違えていた。「平安 寿子」だとずっと思っていた。内容が予想に反して読みやすく面白い。私が登場人物たちの年齢を超えてしまった今、出会った本だからかも知れない。

 まるで私自身が小学校の同窓会に出席してそこで再開した友人たちと会話しているかのような気持ちになってしまった。この小説のように恋愛に発展することはないだろうと思うが、十分可能性はあるように思う。

 小学生時代の同窓生はなぜかフルネームで覚えている。私だけではなく当時の友人と話をすると大抵の人がフルネームで思い出を語っている。

 女性の更年期、性等についてかなり生々しく描かれているのだが、男性作家が描くようなエロさがない。虚構の性ではなく、大抵の人が通り過ぎてきた事実だからなのだろう。

 内容はまだ60歳前で本格的な「老い」に入っていないが、歳を積み重ねていく男女の飾らない日常を見る事ができた。