老いの壁 和田 秀樹(わだ ひでき)著
著者の老いに関する本を読むのは何冊目だろう。「老い」に関する本が多い。そして内容もほぼ同じだ。それを十分わかっていながら手が伸びる。そして大抵、父が読み私が読む。父に感想を聞くと”参考になった”と答えるのだが深く内容に触れた言葉はない。どの程度自身の老いを承知しているのか知りたいのだが本音は読み取れない。
巻頭のチェックポイントにはまだ思い当たらないので気持ちの衰え、感情の老化が始まっていないようで胸を撫で下ろしている。2025年のうちに65歳以上の5人に1人が認知症になるという。ドキッとする。他人事とは言っていられない数値である。感情年齢は”前頭葉の萎縮”との関わりが大きいという。感情の老化は本格的な老化が始まる兆候だとも言えるそうだ。見た目や知力よりも気力や感情が老化を防ぐという。何より怖いのは認知症。感情年齢の低下に気をつけて暮らして行こう。

