菜の花食堂のささやかな事件簿 ーきゅうりには絶好の日ー 碧野 圭(アオノ ケイ)著
小さな料理教室を舞台にした日常ミステリー。本を手に取り既視感ありであった。しかし思い出せない。読んでいくうちに既に読んでいた小説だったことに気づいたが最後まで読み終えた。再読ではあったが2度目も楽しむことができた。
カバーイラストは杉田比呂美。彼女が手掛けたカバーは若竹七海『葉村晶シリーズ』、その他でも見ることがある。一度見ると忘れられない印象を抱く。小説を選ぶ時カバーの存在は無視できないことを改めて感じた。
”菜の花食堂”はシリーズ化されていて2022年までに5巻出版されている。”きゅうり”は第2巻だ。シリーズものであればやはり1巻は読んでみたい。見つけられればいいのだが。