神主はつらいよ 新井俊邦(あらい としくに)著
神社(神主)に平身低頭したくなってしまった。傲慢な態度でお参りをしていたことに気づき、穴があったら入りたい気持ちだ。
第3章「神社に出没する困った人たち」の中に私も含まれているように思う。お店を建てる時に地鎮祭を行った。工務店から話された時”地鎮祭”こんな小さな建物を建てるだけなのに必要なの?
昔は当たり前のように見ていた地鎮祭をいつから見なくなったのだろう。建売住宅ばかり見てきたせいかも知れない。本来なら建売といえども土地の神様に許しを得て工事の安全、家の繁栄を祈らなければいけないのに。現金になってしまった日本人は神様よりお金を拝んでしまっているのかも知れない。こんなことを書く私も拝金主義者かのようだ。かかる費用のことばかり考えていた。今となってはもっときちんと地鎮祭に取り組むべきであった。再び機会は回ってくるはずもないのだが。
私は神社でおみくじを買う習慣はないので気にしていなかったのだが、おみくじを木に結んだままにはしないようだ。総代や宮司が後片付けをしているという。そのままにしておくと木の生育に悪影響があるかららしい。外す時は1本ずつ手作業で解くという。高い枝に結ばれているものは脚立を使い取るそうだ。なんと重労働なことだ。
本来なら親から子へお参りの仕方を教えるのであろうが、それがないまま六十数年。これから心を改めます。これまでの不誠実をお許しください。

